入学祝いの相場は?贈り方やマナー、おすすめギフトを解説

2025年4月9日

子どもの新しい門出を祝う「入学祝い」は、贈る側にとっても受け取る側にとっても大切なイベントです。

しかし、どれくらいの相場なのか、どんなギフトが喜ばれるのか、悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、入学祝いの相場や贈り方のマナー、おすすめのギフトなどについて詳しく解説します。贈る相手の年齢や関係性に応じた適切な贈り物を選び、新生活のスタートを心から応援しましょう。

入学祝いの金額の相場

入学祝いの金額の相場は、入学する学校の種類や、贈る相手との関係性によっても異なります。
ここでは、学校の種類ごとに、現金を贈る場合の相場を詳しく見ていきます。

小学校入学

小学校の入学祝いの相場は、一般的に5,000円から30,000円程度です。
祖父母や近い親戚からの贈り物は、この範囲内でも高めになる傾向があります。

中学校入学

中学校の入学祝いの相場は、10,000円から30,000円程度です。

中学校では、制服や学用品、学習塾や部活動にかかる費用などが増えます。そのため、子どもへのお小遣いとしてだけでなく、保護者へ教育資金を支援する意味を込めて、小学校入学時より高めの相場になる傾向があります。

高校入学

高校入学の際の祝い金は、10,000円から50,000円程度が相場です。

私立高校への進学は学費や教材費が公立高校に比べて高額になるため、進学先に応じて贈る金額を調整してもよいでしょう。

家庭にもよりますが、進学費用や将来のための貯金など、高校以降の生活を見据えた費用に充てられる場合もあります。

専門学校や大学入学

専門学校や大学への入学祝いは、30,000円から50,000円程度が一般的です。

専門学校や大学は、高校より学費が高くなる場合がほとんどです。また、遠方へ進学する場合は一人暮らしの準備費用や交通費なども必要になるため、贈る金額も高くなる傾向にあります。

もし、贈る相手が実家から通える学校に進学する場合は、贈る金額を多少調整しても問題ないでしょう。

入学祝いを贈るときのポイント

入学祝いを贈る際には、贈る相手や状況に応じて注意したいポイントがあります。

ここでは、入学祝いを贈る際の一般的なマナーと注意点を解説します。

お祝いを贈る範囲を決めておく

入学祝いを贈る範囲は、一般的に親族や親しい友人に限られる場合がほとんどです。しかし、職場の同僚や知人の子どもなど、対応に迷うケースもあるかもしれません。

こういった場合は、贈る範囲を事前に決めておくと悩まずに済みます。たとえば、親密度や過去の付き合いの程度など、自分なりの判断基準を持っておくとよいでしょう。

お祝いを贈るタイミングを逃さない

入学祝いを贈る最適なタイミングは、入学式の1〜3週間前がよい とされています。

ただし、受験をともなう入学の場合は、確実に合格発表後に贈るように注意が必要です。受験がない進学の場合は、早めに贈っても問題ありません。

もしタイミングを逃して入学式前に贈れなかった場合は、できるだけ早めにお詫びとお祝いの言葉を添えて贈りましょう。

お祝いのメッセージを添える

入学祝いには心のこもったメッセージを添えると、より気持ちを伝えられます。

メッセージは、年齢や学校の種類に応じて内容を考えるとよいでしょう。たとえば、小学校入学なら「新しい友達がたくさんできますように」、大学入学なら「これからの学生生活が実り多いものになりますように」などです。

カードや手紙ではなく、お祝いを渡す際に直接口頭で伝えるのもひとつの方法です。

現金以外の贈り物も検討してみる

現金が一般的な入学祝いですが、ときには現金以外のギフトも喜ばれる場合があります。

たとえば、小学生には文房具、中学生には通学に必要なバッグ、高校生には学習に使えるタブレット端末など、相手の年齢に応じたアイテムを選ぶと喜んでもらいやすいでしょう。

入学祝いにおすすめのギフト

入学祝いに贈るギフトは、相手に喜ばれるだけでなく、新しい生活をサポートする実用的なものや、思い出に残るような特別なものを選ぶのがおすすめです。

ここでは、入学祝いとしておすすめのギフトと、それぞれの選び方のポイントを解説します。

相手が欲しがっているもの

まず、相手が欲しがっているものを確認しましょう。年齢や性別だけでなく、好みによっても欲しいものは異なります。贈る相手に直接聞くことで、相手が本当に喜ぶものを贈れます。

注意すべき点として、子どもだけでなく保護者にも確認したほうが無難です。保護者の意見を聞くことで、子どもがその品物を本当に必要としているかを判断できるだけでなく、親の教育方針や家庭でのルールに基づいた品物が選択できます。

実用的なもの

学校生活で役立つ実用的なギフトは、入学祝いに最適な贈りものです。

たとえば、品質のよい文房具セットや、部活で使用する道具やウエア、デジタルツールなどが人気です。

実用的なギフトを選ぶ際には、相手の好みや使用シーンを想像しながら、デザインやサイズ、機能性などを考慮して選ぶとよいでしょう。

思い出に残るもの

入学祝いとして、思い出に残る特別なギフトを選ぶのもひとつの方法です。

たとえば、テーマパークのチケットや旅行、外食などは、新しい体験ができたり思い出がつくれたりと、記憶に残る特別なギフトになります。

体験型ギフトを贈る際には、日程の調整や保護者の同意が必要になる場合もあります。本人や保護者への事前確認がおすすめです。

スイーツや花などの消えもの

 

プティ・タ・プティ

スイーツや花束といった「消えもの」は、入学祝いの贈り物としても非常に人気があります。これらは形に残らないため、贈られた側の負担にもなりにくく、気軽に楽しめるのが魅力です。
アンリ・シャルパンティエのスイーツは、見た目の美しさと上品な味わいが特徴で、贈り物としての高い評価を得ています。
たとえば、「しあわせサブレ」や「プティ・タ・プティ」は、小ぶりで可愛らしい形をしていて、子どもでも食べやすく、日持ちもするので、どなたにも喜ばれる一品です。新しい門出に華やかさを添えるギフトとしておすすめです。

入学祝いに避けるべき品物

入学祝いを贈る際には、縁起が悪いとされるものや、贈る相手に不快な印象を与える可能性があるものは避けたほうがよいでしょう。

以下に、入学祝いとして避けたほうがよい品物を紹介します。
 

髪をとかす櫛(くし) 「苦」や「死」という不吉な響きを連想させるため。
ハサミや包丁などの刃物 「縁を切る」という意味合いがあるため。
グラス・食器・鏡などの割れ物 「壊れる」を連想させるため。
日本茶 日本茶は香典返しに使われることが多く、葬儀を連想させるため。
セットギフトでの4、6、9の個数 日本では、4(死)、6(無)、9(苦)という数字は語呂が悪く不吉とされているため。
ハンカチ 「手切れ」という言葉が連想されるため。特に白いハンカチは死者の顔にかける布とされることから、縁起が悪いとされている。

 
近年では、贈る相手との関係性や好みによっては許容される場合もあるため、必ずしもすべて避けるべきというわけではありません。
相手の好みや関係性を考慮し、悩むようであれば避けるのが無難です。

入学祝いのお返し(入学内祝い)をするときのポイント

入学祝いを受け取った際には、感謝の気持ちを込めたお返し(入学内祝い)を贈るのが一般的です。
ここでは、入学祝いのお返しに関する一般的なマナーや注意点を解説します。

お返しでお礼の気持ちを伝える

入学祝いのお返しには、相手への感謝を示し、礼儀を尽くす意味があります。現金ではなく、品物を贈るのが一般的です。

ただし、近しい親族間ではお返しが不要とされる場合もあります。親しい間柄であれば、事前に必要かどうかを確認するとよいでしょう。

お返しをする際はメッセージを添えると、感謝の気持ちがより伝わります。

お返しは入学式から1ヵ月以内に贈る

お返しを贈る適切なタイミングは、入学式から1ヵ月以内が目安 です。

もしタイミングが遅れてしまった場合は、理由を説明し、遅れたことに対するお詫びの言葉を添えてお返しを贈りましょう。

相場に合わせたお返しを選ぶ

お返しの相場は、いただいた入学祝いの3~5割程度が一般的 です。たとえば、10,000円の祝い金をいただいた場合、3,000〜5,000円程度のお返しを選ぶとよいでしょう。

お返しは、スイーツや日用品などの消えものや、タオルセットといった気軽に使える品物がおすすめです。

心を込めた入学祝いで新生活を応援しよう

入学祝いは、子供の新しい門出を祝う大切な贈り物です。

不安や期待が入り混じる新生活ですが、心を込めた入学祝いを贈って、子どもたちの新たなステージへの一歩を暖かく応援しましょう。

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